ご挨拶

広島朝鮮初中高級学校 学校長 李昌興

アンニョンハセヨ(こんにちは)!

今学年度の4月より、学校長に就任した李昌興(リ・チャンフン)です。

思いもよらぬ新型コロナの世界的なパンデミックの最中で、伝統ある広島朝鮮初中高級学校に赴任することになり、2カ月の月日が流れました。

学校も無事再開し、園児・生徒たちが毎日元気よく登園、登校してくる様子に心から癒されると同時に、この子供たちと唯一無二の「学び舎」をいかなる困難が立ちはだかるとも、守り発展させる決意を新たにする日々です。

広島朝鮮初中高級学校は、1946年4月16日、広島県大竹市に創立された広島朝鮮初級学校(朝聯大竹初等学院)を母胎にしています。

来年2021年4月16日に創立75年周年を迎える本校の歴史と伝統の中に脈々と受け継がれてきたものは、「民族心」であり、祖国・同胞社会への感謝の気持ちと帰属意識といえましょう。

既に、一世が切り開いた「学びのバトン」は2・3世から4・5世の時代へ受け継がれています。

その間に世代が変わり、取り巻く環境や意識の変化も数多ありますが、受け継がれて来た「濃厚なスピリット」は着実に子供たちの心に宿り、新たな時代を生き抜くベースとなっております。

本校は、全国でも稀な「幼・初・中・高」の教育体系を持つ学校として、園児・児童・生徒の人格を育てる上でとても大事な時期を一つの学校・学舎内で過ごしています。その間に子どもたちは、常に笑顔のあふれる学園の中で朝鮮民族の美風良俗を学び育て、自らの力で夢を現実へと変えています。

子どもたちが生きていく、これからの時代は、実に「先行き不透明な時代」といわれています。そうした時代を自分の力でたくましく生きていくためには、自分で目標を見つけ、たゆまぬ努力を続けていけるような「ものの見方・考え方」と実践、そしてかけがえのない「友達」が必要です。
本校では、そうした子どもたちの期待に応え、学習や部活動、生徒会活動などに取り組むことのできる学校づくりを目指し、アップデートし続けています。

サイエンス、多言語、コミュニケーション能力を磨き、同胞社会は当然のこと、日本・アジア・世界で活躍できる有為な人材を育成していくことを目指し、子供たちに楽しく、明るく、そして暖かい学校として、生徒・保護者・教職員が共に成長する学校を目指します。

是非一度、学舎に足を運んでみてください。

広島朝鮮初中高級学校
学校長 李昌興